ブラジル大統領選とアメリカ中間選挙
ブラジル大統領選挙は、左派・労働党のルラ大統領が60.8%を獲得して再選されました。対したアルキミン候補が支持した「アメリカが進める米州自由貿易圏構想」は、ブラジル国民から拒否された結果になりました。
中南米ではブラジルだけでなく、ボリビア、ベネズエラなど左派政権が相次いで勝利しています。この地域は長年、アメリカの新自由主義的経済政策によって経済的に支配され、国民生活には大きな格差と貧困が広がりました。ブラジルでは1990年代に、100以上の国営企業が民営化され、価格高騰やサービス切り捨てが相次ぎました。
今回の選挙では、ルラ大統領が進めてきた「飢餓ゼロ」政策に大きな支持が集まったとのこと。国の責任で上下水道や電気などの生活基盤を整備し、識字運動もすすめるなかで、経済も活性化しつつあります。
さて、その一方アメリカでは11月7日から連邦議会の中間選挙が始まります。ある世論調査機関の代表は「決定的な争点はイラク戦争です。それがこの国を二分してきたし、大統領と共和党の人気を落としてきました」と語っています。
最新の世論調査では、ブッシュ大統領の支持率は37%。「選挙で最も重視する問題」では「イラク戦争」が27%と前回調査より6ポイントも増え、現状では与党・共和党の大敗北の可能性が強まっています。
「多くの米国民がイラク情勢に満足していないことは分かっている。私も満足していない」(ブッシュ大統領・25日の記者会見)。ブッシュ大統領は、完全に守勢に立たされています。
新自由主義政策が支持を失い、他国を侵略する大国主義も受け入れられなくなっている−−2つの選挙情勢を通して、世界は間違いなく変わりつつあることがわかるのに、日本政府は頑として「構造改革」を続け、イラク戦争を支持し続けています。
政府がこのままの路線を突き進めば、必ず破綻を迎えます。いま解決すべきは、異常なほどのアメリカいいなりをやめること、大企業優遇をやめること。
私たちがめざす日本像や、世界がいま進んでいる方向について明確にしているのが、私たちの綱領です。ぜひ一度、じっくり読んでみてくださいね。
2006年10月30日 (月) 23:59
学生時代の友人から
「新聞に出てるの見たよ〜」と先日メールがありました。「しんぶん赤旗日曜版」で、紙智子参議院議員の後ろでニコッとしている写真を見たとのことです。
学生時代はこの友人などと一緒に、学生自治会や、教育系学生だけの自主ゼミナールなどに取り組んでました。講義にも必要な回数だけしか出ずに、担当教官や仲間には本当に迷惑をかけました f(^ ^); いま思えば、時間がたくさんあったんだなぁ。
私が通った宮城教育大学は、青葉山を上ったところに立っており、ある講義棟の屋上からは仙台市内を一望でき、空も近く感じるし、とても好きな場所の1つでした。
男子トイレに屋上に抜ける階段があり、あまり多くの学生には知られなかった場所だと思います。天気のいい日は講義を抜け出して、この屋上でよく本を読んだり、仲間と話し合ったりしたものです。
大学構内には合宿施設もありました。ゼミなど仲間同士で合宿をすると、隣が体育館で、もちろん夜中は施錠されるのですが、事前に更衣室の窓の鍵を開けておき、夜中に忍び込んでバレーやバスケをするのです。
警備員の見回りの時間を、事前に学生同士で情報交換していたんですね。きっと大学当局も、知っていたんだと思うのですが‥‥。
私が学生自治会を続けた理由も、このような背景がありました。最高学府である大学は「大学の自治・学問の自由」が認められてこそ、基礎的研究も独創的研究も行えます。学生も、たくさんの時間と自由な空間のなかで、仲間と学び、学問と人生を語り合うことで、将来の日本を背負う人材へと成長できるのです。
しかし当時、そして今も、大学・学問への介入が進んでいます。国立大学は独立行政法人となり、教授会などでも経営優先の議論ばかりされるようになったと聞いています。ただでさえ高い入学金・授業料も、上がることになるでしょう。
だから学生の声を伝える学生自治会が、どうしても大学になければいけない。その一心で、活動をすすめていたように思います。そこでの活動が、今の私に生きているような気がします。
最近はあまり、大学に行く機会も減ってしまいました。少し足を運んで、今の学生と語り合いたいな。
2006年10月29日 (日) 17:57
幅広い大人の共同が、今こそ大事
先ほど教育基本法シンポジウムを終えました。中身の濃い、教育の現状と展望が見えてくる集まりになったと思います。
紙議員から、まずは国会報告。特別委員会でも委員45人が変わったばかりで議論を一から尽くす必要があることなど、ちょうど明日から特別委員会で審議入りすることもあって、具体的な国会の状況が話されました。
鈴木秀一先生からは、戦前に受けたご自身の教育体験を語られ、政府案の問題点を具体的に指摘されました。
大口久活先生からは、教員の多忙さや、「いじめ」をなくしていくのに子どもの目線に立つ重要性が話されました。
卜部喜雄先生からは、「学力世界一」のフィンランドでは、日本の教育基本法の精神が生かされていることや、学校長の果たす役割について話されました。
私からは、安倍「教育再生」プランがモデルとしているイギリスの実態と、政府案の廃案を求める運動の展望について話しました。
フロアー発言では、現場教員や教員OB、フリースクール職員、PTAの立場からなど、多彩な発言が相次ぎました。
子どもは、学校だけでなく、社会の中で生きています。だから子どもの実態をとらえる時は、各分野・さまざまな角度からの意見が大切だと思います。今回のシンポジウムの1つの狙いも、そこにあります。大人が互いになじりあうのでなく、学校も保護者も地域も一緒になってより良い教育を考える姿を見せることこそ、子ども達の成長にとっても良いことだと思うのです。
私が今日のシンポジウムで印象的だったのは、大口先生の問題提起のなかで、10年前のいじめ自殺があった時に、文部省(当時)が「いじめっ子の出席停止処分」という方針を出した後の、子どもの反応です。
ある電話があったそうです。自称「いじめられっ子」のその子は、こう電話口で言いました。「私は、いじめっ子にいなくなって欲しいのではないんです。『いじめ』をなくして欲しいんです」。
子どもなりに、より立場の強い者が、立場の弱い者を押さえつける「力の論理」を感じ取ったのだろうと、いうことです。子どもの心の柔軟さに、考えさせられました。
「今の『いじめ』は深刻だ、そんな考えは生ぬるい」という意見もあるでしょう。しかし「いじめ」を解決するためには、どうしても子どもたち自身の自覚を高め、協力・共同の気持ちが必要です。子ども達の内面の自発性に依拠しないで、問題を強力的・懲罰的に解決することが優先されていいのか。
教育は、手間暇がかかるものです。しかし子ども達の生命の危機がある場合は、急の解決を要する場面もあるでしょう。だから、学校だけでなく、保護者・地域など、子ども達が発する“シグナル”を受け止める場所が広くなければいけないのです。
いずれにせよ、このように話し合う機会が数多くなければいけません。「教育は国家百年の計」です。その点からも、今回の臨時国会で決着をつけるのだと時間を区切ることは間違いだと、私は思います。
シンポジウムの様子はビデオにも録画しましたので、うまく編集できればアップできると思います。報告集も作成する予定です。
このシンポジウムが、教育基本法を守りいかす議論の一助になればと、強く思います。
2006年10月28日 (土) 22:35
「あきらめないよー!」
北海道革新懇の結成25周年記念講演会に参加。京都や高知で広がっている革新自治体の経験を聞き、北海道でも早く革新の流れを大きくしたいと感じました。
午後からはDPIなどが呼びかけておこなった障害者「自立支援」法に対する集会とデモ行進に参加。各党からの参加もありましたが、私たち共産党も議員・候補8人(衆議比例=宮内聡、道議=金倉まさとし、かわべ竜二、札幌市議=熊谷憲一、太田秀子、池田ゆみ、吉岡弘子)がそろい、代表して私が連帯のあいさつをしました。
このブログで紹介しているような実態が全道に広がっていること、私たちは国政・地方議員が一緒になって利用者の負担軽減策や施設・作業所などへの支援を強めることを要望していること、そして何より障がい者の人権を守っていない悪法はなくしてしまおうと呼びかけました。
予定を200人上回り500人が参加して、札幌市内をデモ行進。たくさんのプラカードや、「怒」と書かれた大きなむしろ旗が目立ち、利用者も施設職員も一緒に「障害者『自立支援』法は見直せ!」と声を上げました。私たちも、最後まで一緒に歩きました。
先週の集会、今日の集会と本当に当事者は怒っています。政府・厚生労働省は、この声と実態を正面から受け止めるべきです。
デモのかけ声のなかに「私たちはあきらめないよー!」というのがありました。もちろん私もあきらめません。何度でも現場の声を届け、くらいついていこうと思います。
さて、教育基本法のシンポジウムが明日となりました。24日のブログでお知らせしているとおり、メルバルクで13時30分開始です。
問題提起の準備のため私も時間をとって缶詰になって調べましたが、安倍内閣の「教育改革」は、イギリスの例を見ても、いっそう競争教育を激しくするものだということがよくわかりました。家庭と地域を立て直し、共同して子育てをしていく環境をつくることが何より大切です。
明日は、教育基本法改悪と安倍「教育改革」が進む方向がハッキリとわかるとともに、その改悪をストップさせる展望、よりよい教育や子育てに本当にいま必要なものは何かが見えてくるシンポになればと思います。
ぜひぜひ、多くの方のご参加をお待ちしています。
2006年10月27日 (金) 23:47
音楽という名のナイフ
朝からテレビはファイターズ一色ですね。ヒルマン監督や小笠原選手の去就が気になるところではありますが‥‥。
昨日書けなかった井筒さんとの対談ですが、音楽・文化・歴史・世界と、本当に幅広くお話を聞かせていただきました。
特に印象に残ったのは、音楽を通して民族同士が手を取り合うこともあれば、音楽が民族同士を分断することにもなるということ。
私たち日本人は、例えば盆踊りにかかわる音楽はすぐにわかります。それでアフリカのある町に行ったとして、その盆踊りの音楽が小さい音でも聞こえたとすると、私たち日本人は「アフリカのような所で、一体どこから聞こえた太鼓だろう?」と、必ず音の鳴った方を探します。そこに日本文化を知っている人がいるのだろうと、探すのです。
しかし、盆踊りなど知らないアフリカ人にとっては、ただの雑音に聞こえるかもしれません。この時、それぞれの民族になじみのある音楽は、民族ごとの文化の境界線となる役割を果たしています。
だからというべきか、私たちは、民族の違いを越えて交流する時には、音楽を通して、時にはうたい、時には踊って互いに交流を深めます。もちろんリズムや速さなどの違いはあっても、そこには“音”という共通言語が介されています。
しかし、音楽や楽器は権力者の手によって、民族同士の分断にも用いられてきました。敵国の音楽をまったく聞かせないか、逆に戦意発揚の道具にするか、です。音楽という名の“ナイフ”が、民族間を切り裂くことになるのです。
古くは2万年前、ネアンデルタール人の頃、マンモスの骨を使ったと見られる楽器も見つかっているそうです。人類は、自然との交流のなかで、新たな音を見つけ、そこにハーモニーを見いだしました。叩く音、吹く音、反響する音‥‥自然条件の違いから、生みだす楽器も異なりました。しかしその分だけ、人類は自由に、無数の音楽と楽器を生み出したことにもなります。
音楽や楽器を知ることは、世界と歴史を知り、民族を知り、同じ人類ということを確認できるということだと、話をお聞きして、強く感じました。そしてそれが、世界の平和にも続く道でもある、と。
井筒さんの家の地下倉庫には、1つ1つの名前も覚えられないほど世界の楽器がたっくさん並んでました! 私は初めてチェンバロを弾けて感激しました(^^)
「ほっかい新報」の掲載日が決まり次第、お知らせしますので、ぜひ読んでくださいね(日本共産党北海道委員会のホームページから、「ほっかい新報」の最新号を見ることができます)。
2006年10月26日 (木) 22:41
ファイターズやった〜っ!!
やりました〜♪〜θ(^0^ ) 泣けました〜(≧∇≦) ファイターズばんざ〜い\(^ー^)/ シンジラレナ〜イ(*^o^*)
金子スクイズ!セギノール勝ち越し!ダルビッシュ熱投!稲葉ダメ押し!そして新庄の涙!
テレビの前で、娘にムリヤリばんざ〜いとさせました(^_^;)
選手とファンが一体になって勝ち取った日本一ですね。駒大苫小牧の甲子園での活躍と合わせて、北海道で野球熱が高まったというのは本当にうれしいことです。
今日はピアノ調律師で「さわれる楽器博物館」主宰の井筒和幸さんと、「ほっかい新報」企画で対談したのですが、井筒さんも今日は(いやいや3日間連続!)ドームで応援しているはずなので、今日のブログはファイターズ一色でも許してくれることでしょう f^_^;
監督・選手・フロントのみなさん、本当に1年間お疲れさま&感動をありがとう〜〜!
2006年10月25日 (水) 23:34
王手!
ファイターズ3連勝! このまま札幌で決めてほしいですね v(^^)v 投手では木田や間柴、江夏、打者ではソレイタがいた時でも日本一にはなれなかったんですね。
当時は、本拠地が巨人と同じ後楽園球場でしたよね。北海道に移って3年しかたってないけど、ずいぶん昔からいるかのような気がします。地域に密着した球団の姿勢、選手の気持ちが通じたんでしょうね。
明日は中4日でダルビッシュが先発か‥‥我が家では娘が小さいため夜にテレビはつけないのですが、明日は特別!応援するぞ〜。
今日は市長選挙がたたかわれている旭川市へ。応援演説をしていると「どこの党だ。共産党?ぜひがんばってくれ、他の党は信用ならない!」と名前と住所を教えてくれる方までいらして、私たちへの期待の声も高まっていることを感じました。
前菅原市長の不正疑惑が続いたこともあって、がんばって追及した党への信頼があるんだと思います。大企業から献金を受けない、清潔な党だからこそ、堂々と追及できるんです。
9月に各党の収支決算書が発表されていますが、それを見ても一目瞭然です(詳しくはこちら)。金で動く政治は、早く終わらせたいものです。
