北海道農業の行方を左右するFTA交渉
FTAとは自由貿易協定の英頭文字を略したものです。日本とオーストラリア間FTA交渉が開始される可能性が高まり、「慎重な対応を」の声が高まっています。
交渉の中心点は、日本が国内農業保護のために高く設定していた関税が撤廃されようとしていること。
もし関税撤廃となれば、真っ先に影響を受けるのは牛肉・乳製品・小麦・砂糖の産地である北海道農業です。
私が伺った桧山管内の農協でも話になり、「実現されたら多くの農家はやっていけなくなる」と強い危機感が語られました。製造や流通などの関連産業も、大きな打撃になります。
道の試算では、4品目の関税撤廃によって47,000人が失業(!)し、完全失業率は3.2ポイント増の8.5%という恐ろしい数字を示しています。道議会でも全会一致で、4品目の除外と、慎重な対応を政府に求める意見書を採択しました。
オーストラリアは、農畜産物の関税撤廃について「柔軟に対応する」との態度のよう。日本政府の交渉態度が決定的です。
何でもグローバル化を理由に、国内農業がつぶれてもいいと政府は考えているのでしょうか。一度荒れた土地は、すぐに以前のような畑には戻りません。畜産だって、すぐに誰でもできるわけではありません。機械や工場とは、わけが違います。
背景に、財界・大企業の影が見えてきます。工業製品を輸出する代わりに、農産物を輸入させる、ということではないでしょうか。
しっかり国内農業を守らせるよう、世論を大きくしなければいけません。
昨日・今日と、札幌白石区で党支部のみなさんと地域まわり。3人の方が「しんぶん赤旗」日曜版を読んでくれることになりました\(^ー^)/
