2007年1月25日 (木) 23:37

これでいいのか・教育再生会議

 第166通常国会の開会にあわせ、憲法改悪反対運動推進センターのみなさんといっしょに、朝から札幌駅前→大通公園での街頭宣伝にとりくみました。070125asasen01.jpg

 あいにく激しく雪が降り続けていましたが、振り返って立ち止まり話を聞く方もいて、関心の高まりを感じました。

 国会開会に合わせて、教育再生会議が第一次報告を正式決定したとの報。
 
 「授業時間10%増」「奉仕活動の必修化」「出席停止措置の活用」「不適格教員の排除」など、管理型の提言が並んでいます。

 安倍総理は、この報告を受けて教員免許法はじめ3法の改定を明言しました。

 日本の子どもの学習時間は、塾なども含めて世界でもトップです。ボランティアの大事さを感じつつも、「必修」という枠組みに違和感を感じる生徒もいることでしょう。

 いまの教育現場の問題は、教員や生徒・児童に「厳しい」指導方針を持ち込んで解決するような性格の問題ではないと思います。

 身分不安定な臨時教諭が増えています。過労死ラインを超える労働時間まで、生徒指導や授業準備に追われる教員も少なからずいます。

 子どもたちも、家で家族団らんの機会も持てず、たまったストレスを学校にぶつける場合もあります。

 要因は、複合的です。一面的に厳しさだけを強調することが本当にいいことか、私には大いに疑問です。

 教員が安心して教育に打ち込める環境をつくることや、子どもたちが家で父母と団らんの機会を持てるように、働く環境を整備することこそ急がれると私は思います。

 「地域や家庭の教育力が落ちた」のではありません。その環境づくりに、政府が力を注いでこなかった結果なのではないでしょうか。

 だからこそ、じっくり時間をかけて議論する必要があります。子どもや父母の意見を聞くことも、大切でしょう。

 教育再生会議の議論は、非公開のままでした。その先行きに、大きな危惧を感じずにいられません。

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