ヨーロッパのように「学ぶ権利」の保障を
参議院比例予定候補に、党として新たに12人を発表しました。北海道では、岡千陽(おか・ちはる)さんを擁立です。前回の参議院選挙区候補でしたので、つながりも多く、強力で元気な比例予定候補です。
これで陣容も整いました。紙智子参議院議員とも一緒に、北海道の「日本共産党といっしょに政治を変えよう!」の風を、起こせるようがんばります。
さて新聞を見ていたら、全日本学生自治会総連合が大学生の声を集めた『学費黒書』の記事が目につきました。
私も学生自治会で活動していたので、「今の学生生活は、どうなんだろう」と気になります。
「親は不況で収入が減り、毎日パンの耳やカップラーメンばかり食べています」(東京大学)
「バイト代の5万円は食費や交通費に消え、本も買えません。教科書は、去年から1冊も買えていません」(名古屋工業大)
「学費が高くて、毎日モヤシごはんです」(信州大学)
学生だから金がなくて当たり前、とは違う水準の問題です。親から仕送りを頼める状況でなく、バイトをしたら学業に支障が出るから控えているという、この置かれた状態が問題なのです。
奨学金と言えども、多額の金額は借りにくいものです。就職後の返済が、本当に大変だからです(私のことです。私は、学部と大学院のダブル支払いです)。
ヨーロッパでは、入学金や授業料などが数千円〜2万円台という国がほとんどです。大学で学ぶことは権利であり、その学んだことが将来の社会に還元されることから、政府が学ぶ環境を保障しているわけです。
日本は、いわゆる「受益者負担主義」が貫かれています。学ぶことは、その本人の「益」という考え方です。
だから、勉強したいのなら金を払いなさい、ということです。ヨーロッパの考え方と、180度違います。
そして今、大学の交付金に成果主義評定が導入されようとしています。政府や経済団体が、成果として認める方向に交付金が増え、基礎研究を進める大学・研究者や、研究機能より教育機能が高い教員養成大学・課程などは、交付金が減らされる仕組みになります。
誰に、どのような才能が眠っているかは、わからないものです。誰もが権利として、学ぶ環境にアクセスできるようにすることこそ政府の仕事だと私は思います。
大学の先生から話を聞くこともありますが、国立大が独立行政法人化してから、資金確保や節約の議論ばかりが多くなり、大学の雰囲気が一変したとも言います。
文教予算が、他国と比べて低いことが、おおもとにあります。日本の将来にとっても、増額に向けた見直しが必要です。
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