ジュゴンを調べよ
沖縄・普天間基地の移設先とされる、名護市辺野古沖。そこには、日本の天然記念物であるジュゴンが生息しています。
私も沖縄に行ったとき(ジュゴンを見ることはできませんでしたが)辺野古沖周辺を見学し、あらためて基地移転が地域の平和と自然を壊すことにつながると強く思ったものです。
しかし、今日の報道などを見て驚きました。
米国の連邦地裁で、米国防省に対して「ジュゴンへの影響調査を実施していないことは文化財法違反」という判決を出したということです(詳しくはこちら)。
しかも米国外で、この法律が適用されるのは初めてとのこと。
これで米国防総省は90日以内に、環境影響評価をおこなうための計画書と提出することになります。
しかも、その過程では日本政府や当事者、地元住民などとの協議・連携も必要と強調されています。
ですから次に問われるのは、日本政府になります。
町村官房長官は「計画に変更はない。影響を少なくするよう配慮した。1日も早い移設を進めるのが日本の大方針だ」と、会見で述べました。
しかし、環境省の資料では、辺野古沿岸などはジュゴンの餌である藻場と食跡が集中しています。
この同じ日、福田首相はスイスのダボス会議で、地球温暖化のスピーチをおこないました(内容は、中期の数値目標を示さないなど不十分さはあります)。
そこで、地球温暖化を防ぐ「先導」の役割を果たすとの立場表明もありました。
しかし国内で、軍事優先で生態系を壊す計画とは、両立しないのではないでしょうか。
まさか「国防と自然環境保護は別の話」などと、思っているのではないでしょうか。
そのような態度は、これからの時代と世界では、国際的に大きく問われることを自覚すべきだと私は思います。
【今日の句】 金動く コンクリートが エサに見え
←先日、倶知安町・原田町議からいただいたお手製の
「湯飲み」です。
