2008年2月15日 (金) 22:50

米大統領選、見る目は冷静に

 2月17日号「しんぶん赤旗」日曜版で、米大統領選の記事。興味深く読んだのは、ジャーナリスト・堤未果さんの指摘です。

 各報道は、ヒラリー氏とオバマ氏の接戦を報じています。

 堤さんは、その2人の政策をみきわめます。

 「‥‥二人とも『勝ち組』で、大企業擁護です。国内政策にさほどの違いはありません」

 「対外政策では、二人とも、イランへの軍事力行使が必要だと言っています。オバマ氏は、ヒラリー氏がイラク戦争に賛成したことを批判していますが、これまでのアメリカの戦争を推進してきた人物を『顧問』に並べています」

 「(オバマ氏の人気は)私には、日本での『小泉現象』のように見えてしまいます。そういうことにみんなが気づけば、アメリカの世論も本当に『変化』すると思います」

 アメリカのルポを続けてきた方だけに、冷静な見方は参考になります。

 何より、今のアメリカの状況は、日本が経験した流れではないかとの指摘は興味深い。

 いずれにせよ「脱ブッシュ」「変化」が、米国民の根底の思いなのでしょう。

 同時に、新自由主義や軍事偏重という、政治の大元への「変化」の期待にも読み取れます。

 すでに世界は、アメリカ一国の思い通りにはならない情勢になりつつあります。

 日本も、変わりゆく世界を冷静に見た、外交や経済の「軸」の転換が必要ではないでしょうか。

 【今日の句】 冗談に 聞けない首相の 「どこのチョコ」

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