地域で必要な医療を受けられるために
道高教組の定期大会あいさつ、札幌中央区・大通地域後援会の「つどい」、その合間に破たんした「木の城たいせつ」従業員の、今後の処遇に関わることの調査など、あっという間に時間が過ぎた1日でした。
いろいろと書きたいことはあるのですが、道高教組の定期大会で聞いた道労連・名知議長の来賓あいさつが、とても印象深いものでした。
黒松内町で、ある高齢者が家の前で倒れていたそうです。灯油まみれということでした。
見つけた知人が通報しましたが、地元では受け入れないほどの症状があり、ヘリコプターで運送することになったそうです。
しかし、近くの長万部町や室蘭市などでも受け入れられず、結局、北大病院に搬送されました。
その間、実に発見から5時間。
ヘリに乗り込んだ地元の看護師さんが、白衣に長靴だったそうですが、札幌から戻るのには「自力でお戻りください」とのことで、その格好で黒松内町まで帰ったそうです。
このことが契機になって、黒松内町では「本当に地域の医療はこれでいいのか」とシンポジウムを開くことになったそうです。
医療はじめ地域で暮らしていくのに、必要な基盤整備がされないことの不安に、住民が立ち上がってきているという話でした。
今の日本でいいのか、今の政治でいいのか、という根本からの問いかけが聞こえてくるようです。
同時に、本当の地方自治とは何か、住民による町づくりとは何か、という問題もはらんでいるように思います。
世界第2位の経済力を持つ日本です。
その経済力が、住民生活を支える方向でなく、利益だけを膨らます方向に向いていると思います。
その方向付けは、政治による力が大きい。
あらためて、本格的に政治を動かしていく思いを強めたところです。
【今日の句】 上空で 見えた日本の 医療地図
