2008年5月5日 (月) 21:49

個性と才能をつぶさないように

 こどもの日に合わせて毎年、総務省が4月1日現在の子どもの数(15歳未満)を発表しています。

 それによれば、今年は昨年より13万人少ない1725万人で、21年連続で過去最低を更新とか。

 子どもの割合が低い県は、東京(11・7%)、秋田(11・8%)の次に北海道(12・4%)と続いています。

 子育てしやすい環境を政治が整えるべき――とは、もう言うまでもありませんが、同時に、減少しつつある今の子どもたちに対する成長への支援についても、考えるべきことが多くあるような気がします。

 子どもの部分的な否定的事象を取り上げて、それがすべての子どもにまん延しているかのごとく、強力に「規範意識」を植え付けようとする「教育改革」。

 先に導入したイギリスでも「過度な競争になる」と見直しの声が大きい、「全国学力テスト」=「全国ランク付けテスト」を続ける「学力向上」。

 ‥‥などなど、長期的な考えに立った教育よりも、すぐ目に見える成果に価値を置くようなやり方は、結局、子どもたちの「生きる力」を弱めるだけだと私は強く思うのですが。

 財界・経団連からは「企業を支える一部エリートを育ててほしい(あとは単なる労働力)」などと、論外な要求さえ出されていますが、それに応える自民・公明政治も情けない。

 ユニセフ親善大使の黒柳徹子さんが「どの子も持っているすばらしい個性と才能を、つぶさないように育てるのが教育」と、よく言われていますが同感です。

 世界の大勢と、時代の流れに遅れている日本の政治を、あらためて痛感します。

 【今日の句】 柱にも キズつけられない 借家住まい

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