本当に「再建」の1年となったのか
夕張市の再建計画1年目を、各マスコミが問うています。私は同行できませんでしたが今日、紙智子参議と宮内聡比例予定候補が、夕張市に調査に入りました。
まだ詳しい報告は聞いていませんが、今日は消防の実態(道の消防広域化計画の問題もあります)、明日以降も医療問題はじめ調査が続きます。
先日、市民プールの屋根が崩落する事件もありましたが、「何でも財政カットした結果の象徴みたいなもの」と、現地ではショックの声が出されているようです。
市長さんが「現場と計画が乖離(かいり)している」旨の発言をしていましたが、結局「見せしめ」だけの再建計画に、何の意味があるのでしょうか。
国や北海道としての責任が、じゅうぶんな検証がされないまま、市民だけに負担が押しつけられてはいないでしょうか。
銀行などの貸し手責任も、問われることなく事態は推移しています。
借金を返せても、市民が住めなくなったのなら、何のための「再建計画」か。
今こそ、本質が問われます。計画の抜本的な見直しが必要ではないでしょうか。
高齢者率が高いなか、市民有志による除雪作業などがおこなわれました。ボランティアなども、駆けつけました。
市民のこのような思いにこたえることは、政治の力でできないのでしょうか。
【今日の句】 こらえてる 市民を救え 総務省
2007年10月17日 (水) 22:13
26年前に事故があった
朝は、宮内聡・国会議員団道事務所長との定例宣伝。カラーの「しんぶん赤旗」号外は受け取りも良く、続けて宣伝している効果あり!を実感するのです。![]()
水曜日の宣伝には、医療後援会の方が毎週交代でチラシ配布を手伝ってくれます。
寒い朝でも、みんなで取り組めば元気にもなります。
さて新聞を見ていたら、思わず目を引いた次のニュース。
あらためて炭鉱の歴史にハッとしました。
多くの方が、ヤマで命を失ったんです。
残った家族は、夕張を離れた方もいれば、今も炭住に住み続けている方もいます。
地域の歴史は、そこに住む1人1人の歴史。
そして、その歴史は「現在進行形」であることを、政治家はよく知っていなければいけないと思うのです。
2007年9月19日 (水) 22:56
夕張:対症療法でなく、抜本的な計画の転換を
さっそく、札幌北区・麻生交差点で朝の街頭宣伝。宮内聡・国会議員団北海道事務所長もいっしょです。
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朝7時10分に家を出て、7時45分ぐらいから宣伝を始めます。
石狩市からもバスが到着するので、ずいぶんと多くの通勤・通学者がいます。
だんだん回数を重ねると、行き交うみなさんも「今日もやってるのか〜」というような顔でこちらを見ます。
そうです、毎日毎日、道内どこかで活動していますよ!
その後、新聞を読むと、夕張市の財政再建計画の見直しを、増田総務大臣が認めたと報道されていました(詳しくはこちら)。
何度もこのブログで取り上げたように、そもそもの計画に無理があるのです。
前提となる住民人口が、予想以上に減少のスピードが速く、市役所でも退職が相次いでいます。
まずは、くらしを支えるために税金を使う。それでこそ税収も上がります。
今の悪政の縮図は夕張だ、と何度も耳にします。
このままでは、これから18年、夕張の再建計画は何度か改定されることでしょう。
対症療法でなく、抜本的な転換が必要ではないでしょうか。
2007年2月28日 (水) 22:22
夕張:市議会で財政再建計画案が承認
夕張市議会で臨時本会議が開かれ、市の財政再建計画案は、原案通り賛成多数で承認されたとのことです。
ニュースで市民がインタビューに答えていましたが、「市民も声をあげて、国や道から少しでも支援してもらえるようになったから」「市民も甘えてばかりじゃダメだしね」「前向きにがんばるしか、ないんですよね」と、自分たちを慰めるかのような言い方をされていたことが印象的でした。
これまでも書いてきたことですが、夕張の財政破綻の経過には、節目があります。
国策の転換で、炭鉱資本が鉱山税なども払わず夕張を出ていき、生活維持のため市が水道・住宅・病院などを引き受けたこと。
リゾート法などで国が誘導し、その流れに乗る形で観光施設を乱造して、レースイのように資本が出ていき、雇用維持のために市がこれも引き受けたこと。
そして、「三位一体の改革」の中で交付税が大きく減らされ、いよいよ市財政が立ちゆかなくなったこと。
市財政が公開されないできた点や、議会のチェック機能など、市として考えなければいけない点もあるでしょう。
しかし同時に、国や道による政策転換が、経過には色濃く反映しています。
金融資本の貸し手責任も、明確にしておく必要があります。
紙議員らの質問主意書に、総務省は夕張支援のための交付税措置なども検討しているようです。
夕張は、来月6日にも総務相の同意を得て、正式に財政再建団体となります。
3月末に市職員が半減し、人口減も歯止めがかからない場合、初年度から計画が予定を下回る可能性もあります。
何より、住民が安定した生活を送れなければ、増税・負担増には耐えられません。
市が文字通りの「市民が主人公」の立場で情報公開や、自立した住民自治を最大限支援するとともに、国や道が安定した生活のために可能な手段を取り尽くすことが大事だと思います。
労働組合の定期総会であいさつしてきましたが、やはり夕張も話題になっていました。
夕張だけの問題ではありません。
各地で「第2の夕張になるな」と、福祉施策が切り捨て・カットされてきていると聞きます。
一方で、大型の開発事業は温存している自治体も多くあります。
今こそ、税金の使い道について国民的・市民的議論を大いにおこなう必要があるのではないでしょうか。
2007年2月19日 (月) 23:22
先輩の志を継ぐ
若い人には、知らない方がいるかもしれません。今日は、私たちの大先輩・野呂栄太郎の没後73周年目の日です。
野呂栄太郎は、長沼町に生まれ、片足を切断するというハンディを背負いながらも、日本資本主義の発展段階を分析した経済学者としての第一人者であり、党が弾圧された中でもその再建に尽力してきた人です(詳しくはこちら)。
没後73周年とは言いますが、正確には治安維持法下のもとで不当に逮捕され、すさまじい拷問を受け当時の特高警察に殺されたと言っても、過言ではありません。
(なお、明日は同じように小林多喜二の絶命した日でもあります)
札幌市平岸霊園での墓前祭に参加し、決意を新たにしました。
野呂らが活動していた頃は、「侵略戦争反対」と言っただけで「非国民」と逮捕・検挙をされるような時代でした。
そのような中でも、私たちの党の先輩は「この戦争は間違っている」と言い続け、激しい弾圧にもあいました。
今は、憲法で思想・良心・表現の自由が認められ、堂々と自分の考えを主張できるようになりました。
しかし政府は、共謀罪の導入などで「心をしばる」道を進もうとしています。
おおげさでなく、あの戦争を経験した方から「当時の雰囲気に似てる」とよく聞きます。
墓前で「あの時代には戻しません」と、私もあいさつの中で誓いました。

森町での漁業調査に明日行くための資料整理をし、夕方からは道州制と自治を考える会などが主催した「夕張を考える道民集会」に参加。
保母武彦・島根大名誉教授の講演や、夕張市立病院の松山友彦医師の話などを聞き、何より住民が展望を持って地域再生に立ち上がるためのビジョンが求められていると痛感しました。
同時に、市民生活の緊急課題(透析科の廃止、行政機能の維持など)には、国や道が、市政を支えるための補完的役割も急がれます。
各地の地方議会では「第2の夕張になるな」と、負担引き上げ・住民サービス低下が相次いでいると言います。
国会でも、破綻法制の議論が本格化しようとしています。
なぜ、地方財政が困難になっているのか。
これまで政府が、リゾート法で誘導し、また大型開発事業を誘導してきた責任はないのか。
疲弊してきた地方に、「三位一体の改革」で交付税を減らし、いっそう財政難に拍車をかけたのではないか。
結局、ツケは国民にまわってきます。
おおいに住民のみなさんと、地方財政の問題についても語り合っていきたいと思います。
2007年1月23日 (火) 23:06
夕張での調査を終えて
国会議員団調査団と、22日は朝から観光協会→消防本部→石炭博物館→社会福祉協議会→「住み続けられる夕張の再生を求める市民の会」懇談→打ち合わせ、というスケジュール。
23日は後藤夕張市長と面談→上砂川町・歌志内市・赤平市の各市町長らと懇談(私は江別市・大麻西地域の新春のつどいへ)→道副知事に要請(私も再び合流)→記者会見、というハードスケジュールをおこないました。
22日の様子はしんぶん赤旗で報道されていますので、読んでくださいね。
←副知事への要請の様子です
とても全部は書ききれませんが、いくつかポイントを列挙してみますと、
●市民負担が重いとともに、病院・救急など人命にかかわる機関で困難が発生している。
(病院では医者不在から透析科の廃止、退職者が多く消防体制を組めない、など)
●老後の“生きがい”や介護予防なども成り立たなくなる。
(社会福祉協議会への助成額の大幅減少、公共施設の休止、など)
●行政機関での大量退職で、市民サービスの大きな不足の懸念。
●市の再建計画素案は間もなく報告されるが、これまで融資を受けてきた金融機関名を、市は明らかにしない。
(市長との面談でも「これまでしていない」ことを理由に明示せず。明示について「検討する」)
●同時に、市民からは自発的な運動や世論もつくられつつある。
(観光協会でNPO法人を立ち上げ観光施設を管理、「市民の会」要求署名に1700人(住民の1割以上)が賛同している、など)
●後藤市長と高橋知事が菅総務大臣に報告に行き、一定の軽減策(支援)や道からの融資が認められたが、市民負担の大きさは大きく変わらない。
●同時に、この間の国や道、市の変化は市民の要求の声が大きくなっていることが反映している。
ことなどが、あげられます。 
憲法で保障する最低限度の生活を過ごせるように、国や道の支援は、よく検討する必要があります。
そして、市民の積極的な動きにこたえ、市民と合意を進めながら計画をつくる「寄り添い、いっしょにつくりあげる」姿勢が、市に求められていることもハッキリしてきました。
通常国会では、自治体の破綻法制案が示されるようです。夕張が該当の第1号になるのでは、とも報じられています。
私たちも、国会や道議、現地との連携がいっそう重要になります。
夕張はもちろんですが、旧産炭地域では、産業構造の転換が進まず、苦しい行政運営=市民サービスの低下が起きています。ここにも、必要な支援が求められます。
重い課題であることは間違いありませんが、それだけに市民の知恵と力を結集する努力が必要だと感じました。
夕張が、希望を持って再生できるように。私たちも引き続き、最大限できることを進めていきたいと思います。
←使用ストップ、除雪もされなくなった公衆トイレ
2007年1月21日 (日) 20:23
選挙勝利を訴えながら夕張へ
紙智子参議院議員といっしょに、札幌東区→豊平区→恵庭市と、新春のつどいなどをまわりました。
かなり分刻みのスケジュールで、参加された方々と交流する時間もあまりなかったのですが、どこでも「共産党もっと大きくならないと!」と声をかけてもらいました。
←金倉道議予定候補、宮川札幌市議、太田市議予
定候補らと「がんばるぞー!」
←紙議員と、参加された方にごあいさつ。つきたて
のお餅も、おいしくいただきました
その足で、まっすぐ夕張へ。明日から2日間、紙議員のほかに吉井英勝衆院議員・吉川春子参議院議員、宮内聡知事予定候補らと調査をおこなうためです。
夕食を取り、これから打ち合わせ。遅くなりますが、がんばります!
