61歳になった日本国憲法
今日は61回目の憲法記念日。北海道憲法会議など主催の集会に参加した後、紙智子参議、宮内聡・岡ちはる両比例予定候補と街頭宣伝に立ちました。
集会では、労働総研代表理事の牧野富夫さん(日本大学名誉教授)の記念講演「新自由主義と生存権」を聞き、ユーモア交えた話に引きこまれながら「新自由主義に未来なし!」と確信しました。
そもそも憲法は、第99条で明記しているように「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務」が書かれています。
国民をしばるのが憲法ではなく、国家・権力をしばるのが憲法です。
憲法を無視したような政治が進めば、それを「権力の暴走」と言うのではないでしょうか。
暴走続きの国政に、国民の怒りが爆発するのも当然です(福田内閣の支持率が2割を切った!)
街頭宣伝でも、この時期の札幌にしては暑いくらいの陽射しなのに、足を止めて話を聞いてくださる方も多かった気がします。
特に若い夫婦で、子どもの手をとって手を振ってくれる姿が目立ちました。

自民・公明・民主の国会議員で「改憲同盟」がつくられ、何とか憲法を変えたいという流れもありますが、それは国民の願いから見たら「少数派」だ、と実感するような1日でした。
【今日の句】 支持率の 下落でフフフン 消えてきた
2008年4月19日 (土) 21:14
介護の現場で、誇りをもって働けるように
紙智子参議院議員の代理で、「介護・福祉職員を増やして!北海道連絡会」結成のつどいに参加してきました。
現場の様子を劇で「再現」し、ビデオ上映も交えて訴える生の声に、何度も胸が苦しくなる思いでした。
資料には「介護・福祉に働く106人の声」があります。
「『ありがとう。お世話になりました』との一言で次の仕事につながる、うれしいやりがいのある仕事です。今の日本は本当に社会福祉には冷たすぎます」
「体がもう限界です。今は昔の夢を追うことは出来ません。”今”でせいいっぱいです」
「『ありがとう』と一言いわれた時はとてもうれしく思います。体力を使う事が多く、そのわりには賃金は安い。子供を育てながら1人親で働くにはとても生活が苦しい」
「いつになったら生活費が不安にならないのか? バス代かけて遠くのスーパーへ買い物へ行って何の意味があるのか? 玉子より高いバス代ってあるのか? ‥‥職場も増員できず業務が増える一方。身体を休める時間がない実態に転職も考えてしまう」
悲痛な声、怒りの声、それでもやりがいのある仕事‥‥複雑な思いに、またまた胸が痛みます。
介護報酬の低さや、人員配置基準の問題など、政治のやるべきことはハッキリしています。
あらためて今の政治の「冷たさ」に、怒りを燃やしました。
さて、一昨日の名古屋高裁の判決に、航空自衛隊トップの航空幕僚長が「私が心境を代弁すれば『そんなの関係ねぇ』という状況だ」と述べた、と報道されています。
それぞれどのような考えはあるにせよ、仮にも高裁が出した判決に対して、責任ある立場の人が出すコメントにしては軽すぎる気がします。
みずからに不利な判決だから「関係ねぇ」で済ますのであれば、それこそ法にも「ルール」にも従わない、モラルの低下を広げる結果になりはしないでしょうか。
同時に日本は、戦前の反省から、自衛隊に暴走を許さない文民統制の国です。
司法からの判断に対してとは言え、「関係ねぇ」は暴走の危険性を示すのではないか、と恐ろしくもなります。
【今日の句】 首相さえ 「関係ねぇ」と 言いそうで
2008年4月18日 (金) 22:52
画期的判決!
名古屋高裁での「航空自衛隊の空輸活動は憲法違反」! 踏み込んだ司法判断で、ほんとうに優れた画期的な判決です。
武装兵員を運ぶことは、軍事の世界から見れば「武力行使と一体化した行動」に違いないこと。
それはイラク特措法にも、憲法九条にも違反する−−判決主旨は明快です。
さらに「平和的生存権は、憲法上の法的権利」と述べたことは、(他国では当たり前のことですが)日本司法界の良識を感じられて嬉しくなります。
北海道では、「平和に右も左もない」と言って原告になった元防衛政務次官・自民党衆議の箕輪登さんのように、自衛隊と国防の将来について深刻な心配をされていた方も含め、大きな運動も広がってきました。
そもそも国際法上も違法だった、イラク侵略戦争。
すでにアメリカでもイギリスでも戦争の大義名分は崩れて、撤退の世論も大きくなっています。
日本でも、ただちにイラクから撤兵を。
報道では自衛隊員の方の声も紹介していましたが、隊員1人1人の責任ではありません。
断じられているのは、憲法にも国際法にも従わなかった日本政府なのですから。
【今日の句】 九条が 光って見える 春が来た
2008年4月9日 (水) 22:24
憲法九条は世界の指針
本当に温かい1日。朝の宣伝でも、手袋なしで大丈夫〜でした。
今日は、全道の党地区委員長会議に参加。
各地の「今の自民党政治はおかしい」「政治を変えてほしい」願いの広がりに、あらためて私たちががんばらねばとの思いを強くしました。
くらしや経済にかかわる問題はもちろんですが、「改憲反対が15年ぶり上回る」読売新聞調査を見て、平和憲法を大切にしようという願いが広がっていることも確信になります。
各地で「九条の会」が広がり、宮城県では元自治体首長らによる「憲法九条を守る首長の会」までできて、さらに広がる状況です。
会長となった川井貞一元白石市長は、確か全国市長会の副会長まで務めた方ではなかったでしょうか。
「みやぎ九条の会」にも参加し、そのメッセージで触れていた「カウラの桜」の話には、私も感銘を受けました。
やっぱり平和が一番。
国籍や文化の違いを超えて、わかりあえることが一番。
あたたかな春の陽射しに、平和への思いも強まります。
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【今日の句】 討論が 子どものケンカに 見えもする
2008年4月8日 (火) 22:12
裁判員制度と取り調べ可視化
今日の夕刊各紙が「裁判員制度が来年5月21日から施行」と、いっせいに報じていました。
この制度が導入された背景には、日本の刑事裁判の実情があります。
国民の常識では考えられない判決や、「えん罪」がしばしば起きているからです。
先月、録画していた「それでもボクはやってない」という映画を見ましたが、最後の判決には思わず私もゾッとしました。
裁判員制度は、刑事事件のあり方を改善する、絶好の機会になるわけです。
同時に、制度に対する国民的合意は、さらに広げないといけません。
人を裁くことに対する心理的不安は、もちろん大きいでしょう。
生活や仕事に与える影響や保障措置も、さらに具体的にしていく必要があります。
何より「えん罪」を防ぐには、そして裁判員も事実を明瞭にわかって判断するうえでも、取り調べの可視化はどうしてもその第一歩です。
すぐ法制化できなくても、少なくとも被疑者が可視化を求めたら、それに応じることは必要ではないでしょうか。
日本の刑事裁判では、「自白偏重」がしばしば問題にされます。
自白を強要された被疑者が、裁判で「強要」を主張して自白を否定しても、客観的に証明するのはきわめて困難になります。
それが、誤判の原因になるわけです。
一番大事なことは、事実が事実として、客観的に認定できる条件をつくること。そのための可視化です。
無罪の人を有罪にして、一生を台無しにするわけにはいきません。
この問題で、さらに国民的な議論が広がることを願っています。
【今日の句】 補助輪の チャリにまたがり 自慢顔
2008年3月18日 (火) 22:03
憲法署名100万人!
北海道・憲法改悪反対共同センターが取り組んできた、「憲法改悪に反対し、九条を守り、平和のために生かすことを求める署名」が100万筆になりました(詳しくはこちら)!
私も(日程の調整がつく日にですが)週1回の大通公園での昼宣伝に参加してきました。
あらためて「100万」と聞くと、その重みに「お〜」と驚いてしまいます。
高校生や若い人が、応じてくれる日もありました。 戦争体験をされた方が、凍えるような寒い日に協力してくれたこともありました。
そんな多くの人の平和への願いが込められているのが、この署名です。」
今日、火曜日も定例の宣伝日。宮内聡・比例予定候補と、宣伝会場へ。
日射しも暖かく、20人くらいの宣伝は元気いっぱいでした。
私はチラシまき&宮内予定候補の写真撮影です(↓こちら)。

明後日は、イラク戦争5周年を迎えます。あらためて、あの戦争の意味が問われます。
世界のNGOなどからも、憲法九条は「広げたい」と言われる模範的なもの。
今こそ戦争と平和を、多くの方と語り合わなければと感じました。
【今日の句】 宇宙から 見える日本は 希望かな
2008年1月5日 (土) 17:58
人間の尊厳を問う
私たちの事務所には、さまざまな団体等から手紙・パンフレットなどが届きます。今日は、法律事務所などからいただいた事務所ニュースなどに目を通していました。
道内でも、人間の尊厳をかけたたたかいが数多くあります。
今月28日が結審日となる、北海道原爆訴訟。原爆症認定は、急務の問題です。
B型肝炎訴訟は、原告勝訴の最高裁判決がくだされ、一昨年、私も集会に参加したことを思い出しました。
不当判決を言い渡された自衛隊イラク派兵差止訴訟。通称「箕輪訴訟」です。
昨年提訴した、現職女性自衛官人権裁判に、生活保護・母子加算廃止に対する生存権訴訟。
与党から政治救済案が出された、中国残留孤児訴訟。この事務所にも、ごあいさつに来られていました。
人間だけに限らず、北海道の豊かな自然環境・動植物を守る取り組みも、紹介されていました。
忘れてはいけません。国鉄民営化による解雇闘争、全動労裁判も間もなく山場を迎えます。
こう見ると、いかに国策による人権侵害が広がっていることか!とあらためて驚きます。
表に出てこない声も、多くあります。クレジット・サラ金・ヤミ金・多重債務‥‥被害にあったという訴えは、よく私たちの事務所にも届きます。
原告や被害者を支え励ます、弁護士やスタッフのみなさんの存在の大きさ。ニュースの文面から、つくづくと感じ取りました。
同じように、弱者の声を政治に届ける私たちでありたい。あらためて強く感じます。
それにしても暖かい日が続きます。地球温暖化の影響、ということなんでしょうか。
【今日の句】 雪とかす 小春日和も 気にかかり
